池井戸潤さん「ハヤブサ消防団」ドラマの観光施設がオープンへ

岐阜県出身の作家、池井戸潤さんの小説「ハヤブサ消防団」の舞台のモデルとされる八百津町に1月、このドラマのセットなどを展示する観光施設がオープンすることになりました。

岐阜県出身の作家、池井戸潤さんの小説「ハヤブサ消防団」は「八百万町」という架空の町が舞台のミステリー作品で、作中の描写などから八百津町がモデルとされ、ことし夏には民放でドラマが放送されるなど注目を集めていました。
八百津町はことし7月、町おこしの一環で池井戸さんも公認の「ハヤブサプロジェクト」を立ち上げ、さまざまな企画を催していて、1月8日には八百津町八百津の「人道の丘公園」に「ハヤブサ・ミュージアム」をオープンすることになりました。
施設ではドラマで主人公らが訪れていた居酒屋のセットをまるごと展示するほか、池井戸さんみずから訂正の筆を入れた原稿や、「ハヤブサ消防団」がことし受賞した文学賞の選考委員を務めた伊集院静さんによる選評も展示する予定です。
八百津町地域振興課の赤塚卓彌主査は「池井戸さんからセットの展示を提案いただき実現しました。細かい部分を見て触って発見してほしいです」と話しています。