大谷翔平選手からのグラブが羽島市の小学校に届き児童に披露

大リーグで活躍する大谷翔平選手が寄贈したグラブが25日、岐阜県羽島市の小学校に届き、児童たちに披露されました。

大谷選手は11月、みずからのSNSで、日本国内のすべての小学校に3つずつ、あわせておよそ6万個のグラブを寄贈すると明らかにし、きょうは羽島市の小熊小学校にグラブが届けられました。
冬休み前の全校集会が終わったあと、教頭が135人の児童に、「きょうはクリスマスに大谷翔平選手からプレゼントがあります」と告げると、大きな歓声があがりました。
そして、「このグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。野球しようぜ」という大谷選手のメッセージが紹介されたあと、グラブが子どもたちの手に渡り、全員が触れてその感触を確かめていました。
2年生の女子児童は「すごくうれしいです。野球をやったことないけど、姉がソフトボールをやっていて誘われているので、私もやってみたいと思います」と話していました。
また、少年野球のチームに所属しているという6年生の男子児童は「あこがれの人のグラブはいい感じです。キャッチボールをしたら使いやすそうです」と話していました。
この小学校では今後、希望する子にグラブを貸し出し、休み時間などに、キャッチボールを楽しんでもらうことにしています。