子どもたちに地元の野菜を! 海津市の農家がキャベツを寄贈

岐阜県海津市の農家が子どもたちに地元の野菜を食べてもらおうと学校給食センターにキャベツを寄贈しました。

海津市平原地区の85軒の生産農家からなる農事組合法人では5年前から毎年、自分たちで育てたキャベツを市の給食センターに寄贈しています。
19日は法人の組合員2人がトラックでセンターを訪れ、かごにいれた約200キログラムのキャベツを渡しました。
キャベツは、19日の献立のなばなやキュウリとのごまあえや20日の献立のキャベツソテーとして市内の保育園や小中学校に提供されるということです。
学校給食センターの後藤英仁所長は、「昨年度から食材費の高騰が続いていまして、費用が上がっています。地元の農家さんが、持ってきた食材を使って給食を提供できることは、食に対する感謝の心が芽生えるのでありがたい」と話していました。
農事組合法人の大倉正義代表理事は、「ことしも暑かったけれど、水やりをして大きく育てたので、十分味わってほしい」と話していました。