書店がない岐南町に書店併設のコンビニがオープン

電子書籍の普及などで全国的に書店が減っている中、現在、書店がない岐阜県岐南町に、書店を併設したコンビニエンスストアが新たにオープンしました。

新たにオープンしたのは「ローソン岐南町伏屋五丁目店」です。
店舗の入り口を入って左側の広さ約20坪が書店のコーナーで、コミックをはじめ児童書や文芸書まで6000点以上の本や雑誌を取り扱っています。
出版物の取り次ぎをしている「日販」=日本出版販売によりますと岐南町には現在、書店がないということで、早速多くの人がコーナーを訪れ本を手に取っていました。
近くに住む50代の女性は「本を買うときは遠くのショッピングセンターに行っていました。コンビニに子ども用の本もあると、ふとしたときにプレゼントで買えるのでとても便利です」と話していました。
出版社や書店、流通業者などで作る団体で日本出版インフラセンターによりますと、全国の書店数はことし6月時点で約1万1000店舗と、10年前に比べて、3割あまり減っています。
こうした中、コンビニエンスストア大手のローソンは「日販」と連携するなどして書店を併設した店舗の新設を全国で進めているということで、岐南町の店舗が29店舗目で岐阜県では初めてです。
これまでにオープンしている書店併設型の店舗では、雑誌や本の売り上げが通常の店舗に比べ約20倍に増えたケースもあるということで、ローソンの河本純季さんは「オープン初日から大勢の人に来てもらえてうれしいです。これからも紙の本を手に取れる場所を提供していきたい」と話していました。