羽島市が県内初の自転車のヘルメット着用推進を宣言

ことし4月に努力義務化された自転車に乗る際のヘルメットの着用率を高めようと、羽島市は7日、県内で初めてヘルメットの着用推進を宣言しました。

ことし4月に自転車に乗る際のヘルメットの着用が法律で努力義務となりましたが、羽島市ではこれに先駆けて4年前に条例で努力義務化しています。
羽島市役所では、7日、松井聡市長と地域の交通安全協会が、市民の自転車ヘルメットの着用を推進することを宣言しました。
このあと、市内のスーパーマーケットで、松井市長や警察など約30人がチラシを配って、ヘルメットの着用を呼びかけました。
県と警察によりますと、岐阜県内の自転車乗車時のヘルメット着用率は、ことし9月の時点で約28パーセントにとどまっています。
岐阜羽島地区交通安全協会羽島市10支部会の田中良三会長は「ヘルメットがあったから、車と接触してもかすり傷ですんだ事例もありますので、着用を呼びかけていきたい」と話していました。