江崎禎英氏が次の県知事選に立候補の意向

おととしの岐阜県知事選挙に立候補して落選した元内閣府大臣官房審議官の江崎禎英氏が、次の県知事選挙に立候補する意向を示しました。

現在、政策研究機関の所長で岐阜大学の客員教授もつとめる江崎禎英氏は27日、岐阜市内で報道各社の取材に応じました。
この中で、「新しい日本の未来の姿、政策を作るのに岐阜県が最もふさわしい場所であるというのが確信になっている。県のリーダーとして力を発揮したい」などと述べ、再来年2月の任期満了に伴う次の岐阜県知事選挙に立候補する意向を示しました。
正式な立候補の表明については「しかるべきタイミングにやらせていただこうと思っています」として、改めて行うと説明しました。
江崎氏は山県市出身の59歳。
旧通産省に入り、出向先の岐阜県庁で商工労働部長を務めたほか、内閣府の大臣官房審議官などを歴任しました。
4人が立候補した前回の県知事選挙では、自民党の支持が現職の古田知事と江崎氏の2人に分かれて、55年ぶりに保守分裂の構図となり、江崎氏はおよそ7万票の差で古田知事に敗れました。
次の岐阜県知事選挙をめぐって、ほかに立候補の意向を表明した人はいません。