高山市のホテルにイスラム教徒のための礼拝場所新設

大勢の外国人観光客が訪れる高山市のホテルに、11月、イスラム教徒のための礼拝場所が新たに設けられました。

高山市では新型コロナの感染が落ち着き、外国人観光客が戻りつつありますが、イスラム教徒の観光客が特に昼間に礼拝できる場所が少なく設置を求める声が上がっていました。
このためJR高山駅近くのホテルが、レストランの一角を礼拝用の場所として開放することになり、11月17日、報道関係者に公開されました。
礼拝用のマットや、聖地のメッカの方向を示すプレートが用意されていて、レストランが営業していない午前11時から午後3時の間に予約なしで無料で利用できます。
ホテルの宿泊客や観光客だけでなく、地元に住んでいるイスラム教徒なども利用できるということで、この日は市内に住んでいるインドネシア人の男性がお祈りをしていました。
男性は「きれいで静かです。お祈りするのにとてもいい場所です」と話していました。
ホテルアラウンド高山の後藤孝浩マネージャーは「高山には世界各国から、いろいろな人が訪れるので、不便や不安が少しでもなくなればいいと思う。イスラム教徒の方も安心して気軽に来てもらえる場所になれば」と話していました。
飛騨・高山観光コンベンション協会の山腰和重専務理事は「高山は、ビジターに優しい町を目指しているので、今回の取り組みは大変ありがたい」と話していました。