教育実習の大学生にセクハラ 女性教諭を停職の懲戒処分

教育実習をしていた大学生にセクハラにあたる身体接触や発言を繰り返したとして岐阜県教育委員会は、公立中学校の女性教諭を停職の懲戒処分にしました。

県教育委員会によりますと、県内の公立中学校に勤める31歳の女性教諭はことし6月、教育実習の際に指導していた大学生に対して、懇親会の場で手や肩などを触ったほか、性的行為を求める発言をするなど、セクハラに当たる行為を学校の内外で複数回にわたって行ったということです。
女性教諭は聞き取りに対して、「被害者に好意があり、仲良くなりたかった。不快な思いをさせてしまい本当に申し訳ありませんでした」などと話しているということです。
県教育委員会は、公務員の信用を失墜させたなどとして、22日付けでこの教諭を停職4か月の懲戒処分にしました。
県教育委員会の嶋崎敏幸教育管理課長は「被害にあわれた方をはじめ生徒や保護者、県民の皆様に深くお詫びします」と陳謝しました。