映画監督の指導で小学6年生が校歌のミュージックビデオ制作

岐阜県関市の小学校で、6年生が映画監督の指導を受けて校歌のミュージックビデオを制作し、22日全校児童に披露されました。

ことし創立150年を迎えた関市の下有知小学校では、未来の後輩に校歌のすばらしさを伝えようと、この学校の卒業生で、NHKのEテレ「おかあさんといっしょ」の制作にも携わる映画監督の八木順一朗さんに協力してもらい、6年生の児童14人が校歌のミュージックビデオを撮影・制作しました。
22日は150周年の記念式典が各教室をオンラインで結んで開かれ、完成したビデオの映像が全校児童に披露されました。
各学年の児童が校歌を歌っているシーンのほか、登校や授業などふだんの学校生活の様子が映っていて、子どもたちは自分や友人の姿を見つけると声をあげていました。
5年生の男の子は「クラスメイトが映っていて楽しかったです。学校のシンボルの校歌がかっこよくなっていて驚きました」と話していました。
制作に参加した6年生の女の子は「ほとんど自分たちの力で形に残せて嬉しかったです。歴史ある学校でこうした行事に参加できて光栄に思います」と話していました。
八木さんは「楽しい瞬間や表情を子どもたちが撮ってきてくれたのでとてもいいものになりました。コロナ禍でみんなで何かを作ることが難しかった中、大成功してよかったです」と話していました。