「無印良品」店舗内に可児市立図書館分館 23日開館へ

岐阜県可児市は「無印良品」のブランドで生活雑貨を扱う会社と連携し、市立図書館の分館を店舗内に23日に開館することになりました。

「無印良品」のブランドで生活雑貨を扱う「良品計画」は23日に可児市の商業施設に県内最大の店舗をオープンします。
可児市はこの店舗の中に市立図書館の分館を設けることになり、21日にメディアなどに公開されました。
「カニミライブ図書館」と名付けたこの図書館は600平方メートルあまりの広さにおよそ2万冊の蔵書をそろえ、店舗との間に仕切りがなく、商品を選びながら本を借りたり読書を楽しんだりできるということです。
可児市立図書館の古山友生館長は「静寂を重視する図書館ですが、この図書館はおしゃべりができます。親子などで会話しながら好きな本を選んでほしいです」と話していました。
また、良品計画の木村大輔岐阜事業部長は「日用品を扱う店舗と図書館が一緒になることで、自分自身の暮らし方を見つめ直すきっかけにしてもらえれば」と話していました。
図書館は店舗の営業時間に合わせて午前10時から午後8時まで開館します。