厳しい寒さ 暖房用の灯油を買い求める人が増加

岐阜県内でも13日朝は厳しい寒さとなり、大垣市のガソリンスタンドには暖房用の灯油を買い求める人が多く訪れています。

岐阜県内では13日朝の最低気温が高山市奥飛騨で0.7度、飛騨市河合で2.3度、下呂市宮地で3.1度などと県内23の観測地点のうち5つの地点で今シーズン一番の寒さとなりました。
また、この週末の冷え込みもあり、大垣市にあるガソリンスタンドでは、暖房用の灯油を買い求める人が大きく増えています。
13日は平均して1時間に4人ほどが買いに訪れているということで、灯油タンクをいくつも積んだ車が到着すると店員の男性が次々と灯油を注いでいました。
70リットル近くの灯油を購入した60代の男性は「家族が寒い寒いと言い始めたので、今シーズンは暖房用に初めて買いに来ました。ストーブと風呂を沸かす用に使います」と話していました。
ガソリンスタンドを経営する山中啓司社長は「気温がずいぶん下がったので灯油の需要が増えています。経費を省き、1円でも安く提供できるようにしたい」と話していました。