県の過去のドメイン3つを第三者が使用 県が注意呼びかけ

岐阜県はインターネット上の住所にあたる「ドメイン」について、過去に使っていた3つが第三者に使われていると発表しました。
このドメインで現在表示されるサイトは県とは無関係だとして注意を呼びかけています。

第三者による使用がわかったのは県がおととしまで使っていた「ねんりんピック岐阜2021」去年まで使っていた「県有施設予約システム」、それにことし3月31日まで使われていた「全国将棋サミット2022」の3つのドメインです。
外部からの指摘で判明し、現在、「ねんりんピック」のドメインは債務整理に関するサイトが、「県有施設予約システム」のドメインはパーソナルトレーニングジムに関する情報のサイトが、それに「将棋サミット」のドメインはドメインを販売するサイトが表示されるということです。
ドメインは、取り扱い業者に1年ごとに料金を払って使用しますが、契約を更新しなかった場合、第三者が使用できるようになっていて、どのようないきさつで使われるようになったかはわかっていないということです。
岐阜県は、3つのドメインで表示されるサイトは県とは全く関係ないとして注意を呼びかけるとともに、ドメインへのリンクを貼っているウェブサイトの管理者にリンクの削除を呼びかけるなどの対応をとることにしています。