岐阜県警山岳警備隊の新隊員などが訓練 乗鞍岳

新たに岐阜県警の山岳警備隊に入った隊員などの訓練が25日から乗鞍岳の中腹で始まりました。

訓練は乗鞍岳の中腹にある「国立乗鞍青少年交流の家」の周辺で行われ、新たに県警の山岳警備隊員に任命された人など10人が参加しました。
初日の25日は、午前中に座学が行われ、午後からは屋外で救助用の装備について学びました。
はじめに隊員どうしで滑落防止の安全ベルトが正しく装着されているかを確認したあと、要救助者とを結ぶロープの使い方などを学びました。
中には初めてロープワークを学ぶ人もいて、隊員同士で教え合いながら繰り返し練習していました。
訓練を受けた隊員は「技術はもちろんですが、知識も身につけて、登山者指導ができるように取り組んでいきたい」とか「ロープワークは難しく、きれいに結べなかった。自分の身を守ることもさることながら、要救助者を助けられるように、努力していきたい」と話していました。