県発注の道路工事の入札めぐり談合情報 県が調査へ

岐阜県が発注した道路工事の入札をめぐって談合が行われているとの情報が寄せられ、県は調査を行った上で外部の有識者でつくる委員会に諮ることにしています。

県によりますと10月5日、県が発注した道路工事をめぐって関係する業者が話し合いをした上で入札に参加しているとの情報が岐阜土木事務所に寄せられたということです。
県の4つの土木事務所が発注し、去年11月からことし3月にかけて開札された4件の道路工事の入札で、いずれも同じ業者が1000万円台から4000万円台で落札していました。
これについて外部の有識者で構成する県入札制度運営調査委員会は「調査に値する」と判断したということです。
契約はすでに終わり、現在、工事が進んでいますが県は入札に参加した業者からの聞き取りや提出された内訳書の確認を行った上で、調査委員会に諮り、談合の有無を判断することにしています。
この委員会が開かれて談合の調査が行われるのは令和元年以来です。