県立高校58歳教諭を停職処分 ”同僚女性にセクハラ発言”

岐阜県教育委員会は同僚の女性にセクハラにあたる発言を繰り返したとして、県立高校の58歳の男性教諭を停職の懲戒処分にしました。

県教育委員会によりますと県立高校に勤める58歳の男性教諭はことし4月以降、同僚の女性職員1人に対し、「突然言うけど胸見せて」とか「抱きついてもいい?」などとセクハラにあたる発言を複数回、行ったということです。
男性教諭は「自分の中で褒めことばと思われる内容ならセクハラにあたらないと思った。不快な思いにさせて本当に申し訳ない」などと話しているということです。
県教育委員会は、信用を失墜させたなどとして、この教諭を停職2か月の懲戒処分にしました。
また、海津市立今尾小学校に勤務する33歳の男性教諭は9月、岐阜市内の駐車場で長女の顔をたたいたとして、暴行の疑いで逮捕され、裁判所から罰金10万円の略式命令を受けました。
男性教諭は「次女の乗ったベビーカーを誤って倒したので、注意するためにやった」などと話しているということで、県教育委員会は減給10分の1、1か月の懲戒処分にしました。
県教育委員会の嶋崎敏幸教育管理課長は会見で「児童、生徒や保護者の信頼を裏切るもので深くお詫びします」と陳謝しました。