「コクチバス」密放流防げ!警察官などがパトロール 岐阜市

岐阜県内の川や池で発見が相次いでいるブラックバスの一種、「コクチバス」の密放流を防ごうと岐阜市の長良川で24日、警察官などがパトロールを行いました。

24日は警察官と岐阜市の職員のあわせて9人が長良川沿いを歩きながらコクチバスを密放流している人がいないかパトロールしました。
また鵜飼い船の業者などに「コクチバスは告知・罰」と書かれたチラシを配りながら密放流を見かけたら通報するよう呼びかけていました。
コクチバスは外来生物法で、飼育や池や川への放流などが禁止されていますが、県内ではことし5月以降、長良川や木曽川水系の川のほかため池でも見つかっていて密放流が疑われています。
県などはアユなどが食べられる被害を防ごうとコクチバスの駆除を進めていて警察もパトロールを続けることにしています。
岐阜中警察署の亀山真弘生活安全課長は「コクチバスの生息が疑われるようなところをどんどんパトロールして密放流がないか監視を強めていきたい」と話していました。