“寄付する自動販売機”設置 犯罪被害者など支援

犯罪被害者やその家族を支援するため、商品の売り上げの一部を支援団体に寄付する自動販売機が岐阜県内のスーパーマーケットなどに設置されました。

この自動販売機は「ぎふ犯罪被害者支援センター」が被害者などを支援する活動資金に充てるため、平成29年から県内の企業などに設置を呼びかけています。
岐阜県を中心にスーパーなどを展開する多治見市の会社では9月から県内の19店舗に順次設置を進め、このうち岐阜市芥見の店舗で寄付型の自動販売機を利用した70代の女性は「簡単に寄付ができてとてもいいことだと思います」と話していました。
センターと会社は具体的な寄付額を公表していませんが、売り上げの一部は犯罪被害者とその家族のカウンセリング、法律相談や病院への付き添いなどの費用に充てるということです。
東海3県の寄付型自動販売機の設置台数は10月11日の時点で愛知県が176台、三重県が34台、岐阜県は32台となっていて、ぎふ犯罪被害者支援センターは「最近の経済状況を受けて会員からいただく会費が減少しており、センターの運営のために設置のご協力をお願いしていきたい」としています。
ラジオ10/12日放送済み