ふるさと納税 美濃市 9月納税の寄付額 去年同月比40倍に

美濃市は9月のふるさと納税の寄付額が去年の同じ月と比べて約40倍に増えたと発表し、基準の厳格化を前にした駆け込み需要などが理由とみています。

美濃市によりますと9月のふるさと納税の寄付額は1776万円で、去年の同じ月の39.5倍に増えました。
また、今年度の上半期の寄付額も3042万円と昨年度の同じ時期の7.4倍に増えたということです。
人気を集めているのは地元の製紙会社が作るトイレットペーパーなどの日用品や市内に工場がある家具メーカーのイスなどで、市は、今月からふるさと納税の基準が厳格化されるのを前にした駆け込み需要や返礼品の種類を増やしたことが理由とみています。
このうち、家具メーカーのイスは、生産地の基準の厳格化によって美濃市だけでしか返礼品に登録できなくなったということです。
美濃市総合政策課の武藤成弘課長は「ほかの自治体で返礼できなくなったが美濃市では返礼の対象になるものがほかにもあるかもしれない。これを機にアンテナを張って魅力的な返礼品を見つけ登録していきたい」と話していました。