アニメの替え歌で自転車のヘルメットの着用呼びかけ

岐阜県警は自転車のヘルメット着用を呼びかけるアニメの替え歌を作り、25日に岐阜市の幼稚園で、園児たちがこの歌とダンスを披露しました。

「ヘルメットの歌」と名付けられたこの替え歌は、卵の殻をかぶったひよこのキャラクター「カリメロ」がヘルメットをかぶっているように見えることから岐阜県警察本部がアニメの主題歌を元に作りました。
25日は、岐阜市のほんごう幼稚園で園児およそ50人が警察官と一緒に替え歌を練習したあと披露しました。
元は「ピヨピヨカリメロうたっちゃお」という歌詞が「ヘルヘルヘルメットかぶっちゃお」などと変えられていて、園児たちは歌いながら、ヘルメットをかぶるダンスを元気よく踊っていました。
岐阜県警によりますと、去年までの5年間に県内で発生した自転車の交通事故でけがをしたり亡くなったりした人のうち、ヘルメットの着用率は15.6%で、かぶっていない場合の致死率は着用時のおよそ2.8倍だったということです。
岐阜県警察本部の田代成樹交通部長は「小さいうちからヘルメットの大切さを覚えてほしい。家に帰ってからもこの歌を歌って家族の人たちにもヘルメットをかぶらなきゃという気持ちになってもらえたら」と話していました。