夏休み明けの子ども自殺防止へJR岐阜駅に子ども悩み相談窓口

夏休み明けに子どもの自殺が増える傾向にあることから、岐阜県警察本部は、若者が多く集まるJR岐阜駅に初めて悩み相談の臨時窓口を設置しました。

臨時の相談窓口は、JR岐阜駅の鉄道警察隊・岐阜駅連絡所のなかに28日、設置されました。
警察職員で、公認心理師などの資格を持っている少年育成支援官2人と警察官1人が、原則、駐在していて、子どもが来た場合は、仕切られたスペースの中で話をきいたり相談にのったりします。
夏休み明けのこの時期は、子どもの自殺が増える傾向にあることから、県警では、今回初めて、若者が多く集まるJR岐阜駅にこの臨時窓口を設置したということです。
岐阜県警少年課の田中聡・少年育成支援官は「子どもたちには安心して話が出来る場所を見つけてほしいし、見つけられなかったら、この窓口を利用してほしい。子どもが何を感じているのか、子どもの目線に立って、いろんな話が出来ればと思います」と話していました。
この窓口は土日を除いて28日から9月8日と、9月19日の午後3時から6時まで、開設されています。
岐阜県警では、ほかにも年間を通じて少年サポートセンターで平日に面談を行っているほか、電話やメールで相談を受け付けています。
電話番号は0120ー783ー800で、メールはgifu.young.783800@ezweb.ne.jpです。