鵜やアユがテーマの展示会 鵜飼をもっと知って!

夏休み中の子どもたちに「鵜飼」への興味を深めてもらおうと、鵜やアユの生態を紹介する企画展が岐阜市で開かれています。

岐阜市の長良川うかいミュージアムで開かれている企画展では、長良川鵜飼で使われる「ウミウ」のはく製や一部に皮膚が残った骨格の標本に加え、アユの稚魚の標本など約25点を展示し、解説やクイズなどを交えながら鵜やアユの特徴を学ぶことができます。
また、会場では鵜を操る「鵜匠」が長良川で実際に捕った全長約30センチのサツキマスの標本もあり、ウミウがいかに大きな魚を飲み込めるかがわかりやすく紹介されていて、訪れた人たちは興味深そうに展示を眺めていました。
祖母と一緒に兄弟で訪れた小学3年生の男の子は「ウミウとカワウでは大きさや色も違うことがわかり、くちばしの形もみんな違っておもしろかったです」と話していました。
学芸員の河合昌美さんは、「展示を見比べて気づいたことや発見したことを家族で会話しながら鵜飼についてより深く知っていただきたいです」と話していました。
この企画展は10月2日まで開かれています。