教員を選ばなかった理由“長時間労働不安” 岐阜県教委が調査

学校現場の教員不足が深刻な課題となる中、岐阜県教育委員会が県内の大学4年生に教員を進路に選ばなかった理由を調査したところ、「休日出勤や長時間労働のイメージがある」という回答が約80%にのぼったことがわかりました。

岐阜県教育委員会はことし3月、県内7つの大学で教育学部や教職課程を履修した4年生に初めてアンケート調査を行い、およそ38%にあたる273人から回答を得ました。
このうち、教員を進路に選ばなかったと回答した77人にその理由を尋ねたところ、「休日出勤や長時間労働のイメージがある」が「とてもあてはまる」と「ややあてはまる」を合わせて79%、「職務に対して待遇が十分でない」が64.4%となりました。
また、「いじめ問題への対応」や、「保護者とのコミュニケーション」、「教員としての適性」などの不安を理由に挙げる回答も多かったということです。
多忙な業務に見合わない待遇や児童、生徒の問題行動に対応できるのかという学生側の不安が浮き彫りになり、県教育委員会は「働きやすい職場づくりを進めるとともに、不安を解消して自信を持って教壇に立ってもらえるよう、養成の段階から大学と連携し、採用後も丁寧にフォローしていきたい」としています。