「全国高校総合文化祭」に向け高校生が接客学ぶ研修会 岐阜

岐阜県を舞台に来年開かれる「全国高校総合文化祭」でおもてなしを担当する実行委員の高校生が接客について学ぶ研修会が、岐阜市で開かれました。

来年岐阜県で開かれる“文化部のインターハイ”「全国高校総合文化祭」には、高校生と大会関係者あわせておよそ１０万人の参加者が見込まれています。
１６日に岐阜市で開かれた研修会には、県内の高校から選ばれた実行委員のうち、参加者のおもてなしを担当する高校生２３人が参加し、地元のスーパーマーケットの接客の教育担当者が講師を務めました。
高校生たちは、第一印象がよい笑顔を作る表情筋のトレーニングや、状況に応じたおじぎの角度などの指導を受けました。
高校生たちは、講師の手本にあわせて実際に接客の言葉を口に出したり、向かい合っておじぎをしたりしていました。
参加した女子高校生は「表情筋のトレーニングで笑顔がしやすくなりました。総合文化祭で岐阜県に来た人に、岐阜に来てよかったと思ってもらえるようなおもてなしがしたいです」と話していました。
高校生たちは１６日に学んだことを、受付業務をする係員のマニュアル作成などにいかしていくということです。
「第４８回全国高校総合文化祭」は、岐阜県内１５の市と町を会場に来年７月３１日から８月５日までの日程で開かれます。