各務原市の会社が不正アクセス受け個人情報漏えい

中古の産業用機械などを販売している各務原市の会社のウェブサイトが不正アクセスを受け、あわせて2万6000人余りの個人情報が漏えいした疑いがあることがわかりました。
このうち5800人余りについては、クレジットカードの番号などが漏えいした可能性があるということです。

産業用機械などの中古品を販売している各務原市の「エフ・アイ・ティ」によりますと、商品を販売している自社のウェブサイト「FA機器.com」が不正アクセスを受け、顧客が入力したクレジットカードの情報が外部に送信されるよう改ざんされていたということです。
去年12月にカード会社から指摘を受けて発覚し、2012年2月以降に会員登録した2万6000人余りの名前や電話番号、メールアドレスなどの情報が漏えいした疑いがあるということです。
また、このうち、おととし3月以降にクレジットカードで決済した5800人余りについては、カード番号やセキュリティコードも漏えいした可能性があるということです。
会社によりますと、テーマパークのチケットを不正に購入されるといった被害が複数、報告されていて、警察に届け出たということです。
エフ・アイ・ティは「関係者の皆様にお詫びを申し上げます。事態を厳粛に受け止め、調査結果を踏まえて、システムのセキュリティー対策と監視体制の強化を行い、再発防止を図ってまいります」としています。