東海3県 夜遅くにかけ激しい雨のおそれ 土砂災害に厳重警戒

活発な前線の影響で東海3県では1日夜遅くにかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となるところがある見込みです。
気象台は土砂災害に厳重に警戒するとともに低い土地の浸水や河川の増水に十分注意するよう呼びかけています。

気象台によりますと、東海3県では前線の活動が活発となり、大気の状態が不安定になっています。
この影響で、1日夜遅くにかけて雷を伴った激しい雨が降り、大雨となるところがある見込みです。
午後6時までの3時間には高山市丹生川で63ミリ。
高山市で61ミリの雨が降りました。
高山市ではこれまでの雨で土砂災害の危険性が高まっているとして「土砂災害警戒情報」が発表され、午後4時40分には市内のあわせて5624世帯、1万3073人に避難指示が出ました。
1日の1時間に降る雨の量は、いずれも多いところで岐阜県で40ミリ愛知県で30ミリ三重県で25ミリと予想されています。
また2日午後6時までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで、岐阜県で80ミリ愛知県で60ミリ三重県で50ミリと予想されています。
岐阜県では大雨警報が出ていて、愛知県でも雨雲が予想よりも発達し停滞した場合には、警報級の大雨になる可能性があります。
気象台は土砂災害に厳重に警戒するとともに低い土地の浸水や河川の増水に十分注意するよう呼びかけています。