投資話で約7700万円だまし取られる 詐欺事件として捜査

岐阜県内に住む50代の女性が、マッチングアプリを通じて知り合った人物から投資話を持ちかけられ、あわせて約7700万円をだまし取られる被害にあい、警察が詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと、岐阜県揖斐郡に住む50代の女性は、ことし2月、マッチングアプリで知り合った30代男性と名乗る人物から、SNSを通じて「一緒に投資を勉強して収益を稼ごう」「10万円投資すると、2万5000円増やすことができる」などと、暗号資産の投資話を持ちかけられました。
資産運用がうまくいっていると信じ込まされた女性は、3月中旬までの約1か月の間に、ATMや金融機関の窓口、ネットバンキングを通して、複数の個人名義の口座に27回送金し、あわせて約7700万円をだまし取られたということです。
女性は、相手からローンを組んでさらに送金するよう持ちかけられて不安を感じ、警察に相談し、詐欺の被害にあったことがわかったということで、警察では、4月、女性からの届け出を受け、詐欺事件として捜査しています。