5類移行 障害者施設はパンの対面販売始める
岐阜県岐南町で特別養護老人ホームを運営する社会福祉法人では新型コロナの「5類」への移行にあわせてこれまで続けてきた障害者のパンの出張販売に加え、4月、新たな店舗を開店し、対面での販売を始めました。
店では障害者の女性がスタッフのアドバイスを受けながらパンを並べたり、客に元気よくあいさつしたりしていました。
店に立つ人たちの障害は身体や知的、精神とさまざまですが比較的若い人が多く、客との接触の機会が増えることでコミュニケーションの面での成長が期待されるとしています。
「さくらゆき」の障がい支援副主任、稲田永理さんは「毎日接客を体験できることはとてもよいことで、販売員はお客様への『いらっしゃいませ』や『ありがとうございます』の声かけもすごく上手になり、日々成長を感じています」と話していました。