こども食堂への支援強化で関市に物流拠点を開設
岐阜県でフードバンクの運営を通じて困窮世帯への食料支援に取り組む団体が、こども食堂への支援を強化しようと、新たに関市に物流拠点を開設しました。
羽島市の「こどもがセンター」は、フードバンクの運営を通して困窮世帯への食糧支援に取り組んでいて、このほどより多くの子ども食堂への支援を強化しようと、新たに関市小屋名にある子ども食堂を運営する寺に、フードバンクの物流拠点を設置しました。
26日は開所式が行われ、県の担当者やこども食堂を運営する団体の代表など、およそ70人が参加しました。
式のあと早速、食料の寄付を受け付け、地域の住人などおよそ10人が米などの食料を持ち寄っていました。
開所式に参加した可児市で子ども食堂を運営する女性は「羽島市まで食料を取りに行くには余分なお金がかかります。近くにできたこちらをぜひ利用していきたい」と話していました。
「こどもがセンター」の宮崎孝司代表理事は「ここを足がかりにして県下のフードバンクを強化し、子ども食堂に安心安全な食材を届け、運営しやすい環境を整えたい」と話していました。