高山市の「飛騨高山宮川朝市」が「地域団体商標」に登録
各地の商品やサービスを地域ブランドとして商標登録する国の制度「地域団体商標」に、岐阜県高山市の「飛騨高山宮川朝市」が新たに登録され、朝市のメンバーが高山市の田中明市長に報告しました。
19日、朝市の飛騨高山宮川朝市協同組合の笹田清康理事長が朝市を訪れた田中市長に、2月に「飛騨高山宮川朝市」が朝市としては全国で初めて「地域団体商標」に登録されたことを報告しました。
「飛騨高山宮川朝市」は、高山市内を流れる宮川沿いで毎朝開かれる朝市で、30店余りが地元の果物や漬物、それに民芸品などを販売しています。
組合では、この登録をきっかけに、さらに朝市の知名度の向上に取り組み、オリジナルの商品の開発なども進めていきたいとしています。
笹田理事長は「商標への登録が特許庁の雑誌等に載るので、高山の名前がもう一段広く知られることを期待している。軒数を増やす努力をしながら、更ににぎやかな朝市にしていきたい」と話していました。