“介護や福祉の仕事に関心を” 事業所の合同説明会
人手不足が続き、コロナ禍の影響も受けている介護や福祉の仕事に関心を持ってもらい就職につなげていこうと関連する事業所の合同説明会が各務原市で開かれました。
この説明会は各務原市とハローワーク岐阜が共同で開いたもので会場となった産業文化センターのホールには介護の事業所などを中心に20社が出展しました。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く間は規模を縮小して開催していましたが、ことしは3年ぶりに以前と同じ規模で開催することができたということです。
出展した介護事業所の担当者は「少しでも採用に結びつけられたらと思って参加しました。市の主催で地元の人に採用をPRできるのがありがたい」と話していました。
就職先を探そうと会場を訪れた人たちは自分が気になる事業所のブースを訪れて担当者から勤務形態や職場の雰囲気などを聞いていました。
20代の男性が「ホームページだけでは分からなかったことが分かったので満足です」と話していたほか、50代の女性は「子育てが終わった機会に働こうと思い参加しました。実際に対面で話せたことで職場の雰囲気を感じられ、よかったです」と話していました。
各務原市介護保険課の永田浩樹さんは「新卒の大学生の参加も見込んでいましたが、あまり参加してもらえず残念でした。介護や福祉の業界のアピールの場になればと思います」と話していました。