岐阜市で「モーニングこども食堂」4月スタート 朝食の習慣を

物価高が長引く中、岐阜市のこども食堂で、朝食を安く提供する「モーニングこども食堂」が4月から始まることになりました。

朝食を提供するのは、岐阜市のこども食堂「ナナカフェ」です。
去年夏にこども食堂の利用者244人にアンケートをしたところ、およそ7割が朝食をとっていなかったため、負担が少ない金額で朝食をとる習慣をつけてもらおうと、4月から「モーニングこども食堂」を始めることになりました。
これまでは夕食の提供だけだったため、5日は朝の時間の運営を確認しようと、午前8時から試験的に食堂が開かれ、訪れた子どもたちがおにぎりやコーンフレークを食べていました。
「モーニングこども食堂」の料金は、小学校に入学する前の子どもは無料で、そのほかの子どもは100円、大人は200円で、おかわりも自由にできるということです。
5人の子どもの母親は「大量の朝食をつくるのは大変です。物価高もあり、お金もすごくかかるので安く食べられるのはありがたいです」と話していました。
「ナナカフェ」の川又新代表は「より多くの子どもたちに、朝ご飯を食べてもらえるよう頑張りたいです。余裕がある人は食料や朝食代を寄付していただきたいです」と話していました。