岐阜大学 学生グループが商業高校生向け学習支援アプリ開発 

起業を目指す岐阜大学の学生グループが商業高校などで学ぶ生徒向けの学習支援アプリを開発しました。

商業高校などで学ぶ生徒向けの学習支援アプリを開発したのは岐阜大学「起業部」に所属するグループです。
27日は代表を務める大学院生の西垣快眞さん(24)がアプリの内容を発表しました。
アプリは「anky」と名付けられたスマートフォンやパソコンなど向けのもので1月10日に正式リリースされました。
全国の商業高校が加盟する「全国商業高等学校協会」の協力を得て情報処理や簿記などあわせて10の試験の過去の問題が盛り込まれているのが特徴で一定数の問題を解くたびにポイントが獲得できます。
商業高校で学んだ西垣さんの後輩たちの進学や就職を後押したいという熱意をきっかけに開発が始まったということで、ことし3月にはたまったポイントを電子マネーに変える新たな機能を追加しさらなる学習意欲の向上につなげたいとしています。
利用するには利用料が必要で現在は岐阜県内の6つの商業高校で試験的に利用されていてグループでは年内の法人化を検討しているということです。
西垣さんは「学習の一歩目を踏み出しにくい商業高校生を支援するきっかけとして、今後は全国的な展開も目指していきたいです」と話していました。