観光関係者が意見交換 “水際対策緩和後も外国人客戻らず” 

岐阜市で21日、観光関連の事業者などによる意見交換会が行われ、新型コロナの水際対策が大幅に緩和されたあとも外国人観光客が十分に戻っていないとして今後、連携して誘致に取り組むべきだという意見が出されました。

この会議は岐阜市などが市役所で開き、旅行会社のほか、旅館やホテルの組合、鉄道やバス会社などの関係者およそ20人が参加しました。
この中で旅行会社の担当者は10月に水際対策が大幅に緩和されたあと欧米や台湾などからの観光客は急増しているものの、主に首都圏や関西を巡るルートで岐阜県には十分に戻っていないと指摘しました。
また、市内のホテル関係者は「新型コロナの前は中国からの観光客が多かったがいまのところはアメリカやオーストラリアなどからの観光客がメインで、外国人の宿泊客数はコロナ前の4分の1程度にとどまっている」と話しました。
こうした状況についてほかの参加者からは「岐阜市では外国人の受け入れ態勢がまだ限定的なので、市全体で誘致に取り組むべきだ」とか「刃物で有名な関市や美濃和紙の美濃市など近隣の魅力的な観光地と一緒にPRすることも重要で、そのためにもアクセスを整備すべきだ」などの意見が出されていました。
岐阜市では今後もインバウンド戦略について検討する場を設けることにしています。