大垣市が給食費を12月から3か月間無償に 子育て世帯を支援

新型コロナや物価高の影響を受ける子育て世帯を支援するため、大垣市は小中学校や保育所などに通う子どもたちの給食費を3か月間、無償にすると発表しました。

大垣市の石田仁市長は27日の記者会見で「コロナ禍で収入が減る一方で子育てにかかる費用は増えている。特に大変な思いをしている子育て世帯の年末年始の生活を支えたい」と述べました。
その上で、小中学校や保育所などに通う子どもの給食費を12月から来年2月までの3か月間、無償にすると発表しました。
市によりますと、公立の学校や保育所などの給食費は毎月3500円から5400円ほどだということで、無償にする期間は集金を行わず、民間の保育所などについては補助金を支給します。
対象となる子どもは約1万6300人で、財源には新型コロナ対策の国の交付金2億2600万円をあてることにしています。