岐阜県美術館で前田青邨の展覧会 近代日本画の巨匠 

中津川市の出身で、近代日本画の巨匠、前田青邨の展覧会が、岐阜市の県美術館で開かれています。

前田青邨は、明治から昭和にかけて活躍した画家で近代日本画の巨匠として知られています。
展覧会には、故郷の岐阜県で40年ぶりに公開される作品など約100点が展示されています。
このうち、代表作のひとつで重要文化財の「洞窟の頼朝」は、石橋山の戦いで平家に敗れた源頼朝が、追っ手から逃れて洞窟に身を寄せた場面を描いたもので、よろいの部分の彩りにこだわり3か月間休まずに制作した作品です。
また、ヨーロッパを視察した後に手がけた「羅馬使節」は、教会の壁画を意識しながら描いたとされる高さが3メートル近くある大作です。
岐阜県美術館の青山訓子学芸課長は、「前田青邨は、描く題材が幅広いので、好きな作品に出会えると思います。美術館が総力をあげて取り組んだ展覧会なので、多くの人に楽しんでほしい」と話していました。
この展覧会は、岐阜県美術館で、11月13日まで開かれています。