46年前の安八町の水害の写真などを集めた企画展

46年前の集中豪雨で岐阜県安八町の長良川の堤防が決壊し、大きな被害をもたらした水害について知ってもらおうと、当時の写真などを集めた企画展が26日から始まりました。

この水害は昭和51年9月12日、台風の接近に伴う集中豪雨で岐阜県内で8人が死亡し、安八町では長良川の堤防が決壊し住民の約7割にあたる9500人あまりが被災しました。
安八町では水害を経験していない若い世代にも知ってもらおうと、4年前から毎年この時期に企画展を開催していて、「ハートピア安八歴史民俗資料館」には当時の写真や被害状況を示すパネルなどが展示されています。
このうち決壊した堤防の様子を収めた写真では、勢いよく濁流が流れ込む様子がわかります。
また、当時の役場を撮影した写真では周辺が2メートルあまり浸水し役場の建物が水上に浮かんだようになった状況が捉えられています。
このほか、現在のハザードマップに当時の主な浸水か所を記した地図も展示され、水害が発生すると広い範囲で浸水する恐れがあり早めの避難が必要なことを伝えています。
ハートピア安八歴史民俗資料館の桑原信さんは「若い世代に災害の大変さを知ってもらい防災意識を高めてもらえればと思います」と話していました。
この企画展は9月19日まで開かれています。