地歌舞伎の芝居小屋「村国座」生かす

各務原市にある地歌舞伎の芝居小屋を新たな形で活用しようと、音声のない映画にせりふなどをつける「活動写真弁士」の山崎バニラさんを招いたイベントが、18日に開かれました。

各務原市の神社の境内にある「村国座」は、地歌舞伎の舞台として140年あまり前に建てられた芝居小屋で、国の重要有形民俗文化財に指定されています。
この村国座を新しい形で生かそうと、一般財団法人の「かかみがはら未来文化財団」が、音声のない映画にあわせてせりふやあらすじを語るいわゆる「活弁士」の山崎バニラさんを招いてイベントを開催しました。
歴史ある舞台にはスクリーンが設置され、山崎さんはみずから監督や編集をした動画に合わせて無声映画の歴史や山崎さんが「活弁士」になった経緯を紹介しました。
続いて、地歌舞伎の舞台にちなみ、江戸時代から歌舞伎として上演されている物語を無声映画化したおよそ100年前の作品「豪傑児雷也」を、演奏を交えた軽妙な語り口で披露しました。
北方町から訪れた男性は「歌舞伎の舞台で古い映画を見ることができ、雰囲気もよくてとても楽しめました」と話していました。
山崎バニラさんは「このような場所で活弁を行うのは初めてです。舞台の花道から登場させてもらいとても楽しかったです」と話していました。