笠松町の特別養護老人ホームの理事長 不起訴

岐阜県笠松町の特別養護老人ホームの入居者に十分な食事を与えなかったなどとして、保護責任者遺棄の疑いで書類送検された施設を運営する法人の理事長について、岐阜地方検察庁は17日不起訴処分としました。
不起訴の理由については明らかにしていません。

笠松町の特別養護老人ホームでは3年前入居していた60代から80代の4人が相次いで死亡し、施設を運営する社会福祉法人の理事長は4人が死亡する直前に、十分な食事を与えない、食事や入浴、寝返りなどの介助を十分に行わないなど、介護を放棄するネグレクトがあったとして、遺族らから保護責任者遺棄の疑いで刑事告訴され去年9月、書類送検されました。
岐阜地方検察庁はこの理事長について17日、不起訴処分としました。
検察は不起訴の理由などについて明らかにしていません。
遺族側の弁護士はNHKの取材に対して「不当な処分だ」と述べ、検察審査会に審査を申し立てる方針を明らかにしました。