静岡県の川勝知事がリニアで中津川市長と面会

リニア中央新幹線の着工を認めていない静岡県の川勝知事が、車両基地の工事が進む中津川市の市長と面会し、山梨県や愛知県など沿線自治体で作るリニア建設促進の同盟会へ加入申請する方針を明らかにしました。

リニア中央新幹線を巡っては、静岡県が、工事により大井川の流量が減少する問題や生態系の影響への懸念などから静岡工区での着工を認めていません。
こうした中、川勝知事が6月1日午後、中津川市を訪れ、去年10月に着工が始まった「中部総合車両基地」などを視察した後、中津川市の青山節児市長と面会しました。
川勝知事が新幹線のルート沿線の県の市長と面会するのは初めてで、面会は非公開で行われました。
面会後、川勝知事は報道陣の取材に応じ、視察について「中津川市はリニアが通ることで、格が上がる可能性を持っている町だ。静岡県としては、南アルプスの自然と水は守らなければいけないが、リニア開業を反対している訳ではないと説明させていただいた」と述べました。
その上で、愛知県や山梨県など沿線自治体で作る「リニア中央新幹線建設促進期成同盟会」に近く、加入申請する方針を明らかにしました。
一方、中津川市の青山市長は静岡県が着工を認めていないことについて「課題が100%解決するのは難しい案件は多くあると思う。ただ、私たちは希望を伝えながら次の段階に進めるようにJR東海と県と協議を続けていると川勝知事にお伝えした」と述べました。