五輪ノルディック複合団体で銅 永井選手に清流の国ぎふ栄誉賞

五輪ノルディック複合団体で銅 永井選手に清流の国ぎふ栄誉賞

岐阜県内の企業に所属し、北京オリンピックのスキーノルディック複合団体で銅メダルを獲得した永井秀昭選手に、県から清流の国ぎふ栄誉賞が贈られました。

岐阜県安八町の自動車販売会社に所属する永井秀昭選手は、北京オリンピックに出場し、1チーム4人で争うスキーノルディック複合団体で日本勢28年ぶりのメダルとなる銅メダルを獲得しました。
永井選手は29日に岐阜県庁を訪れ、古田知事からスポーツの国際大会などで優秀な成績を収めた岐阜県ゆかりの選手などを表彰する清流の国ぎふ栄誉賞が贈られました。
クロスカントリーの第2走者として滑った際の戦略などを聞かれると、「前に出て引き離すのは難しい状況だったので、絶対に集団から離れずひたすら我慢してついていき可能性をつなごうとしました。銅メダルが決まった時は、興奮して何を叫んでいたか覚えていないです」と振り返っていました。
永井選手は表彰のあと「オリンピック3回目の挑戦で岐阜にようやくメダルを持ち帰ることができて、応援に本当に感謝しています。しっかり休んでこれからどう競技と関わるか方向性を決めたいです」と話していました。