会津レクリエーション公園でクマ目撃 公園封鎖し捕獲など検討

5日昼頃、会津若松市の郊外にある県営の「会津レクリエーション公園」で体長1メートルほどのクマが目撃され、県は公園を封鎖して、捕獲などの対応を検討しています。

県によりますと、5日昼過ぎ、会津若松市湊町にある「会津レクリエーション公園」で、利用していた男性から敷地内にある広場の近くで体長1メートルほどのクマを目撃したと管理事務所に連絡があったということです。

当時、園内にはおよそ30人の利用者がいたということですが、職員が誘導して全員を避難させ、公園を封鎖したということで、けがをした人はいないということです。

県によりますと、その後のクマの行方は分かっておらず、園内にとどまっている可能性もあるため捕獲も含め対応を検討するとしていて、当面は公園の封鎖が続く見通しだとしています。

会津レクリエーション公園は猪苗代湖のほとりで、東西に500メートル、南北に1キロの広大な敷地があり、過去にもクマが目撃されたことがあるということです。