復興に取り組む漁業の写真展 アクアマリンふくしま

震災と原発事故からの復興に取り組む福島県の漁業についてその姿や魅力を紹介する写真展がいわき市の水族館、アクアマリンふくしまで開かれています。

この写真展は、アクアマリンふくしまが、震災と原発事故からの復興に取り組む福島県の漁業を後押ししようと企画したもので、いわき市で通信社の記者をしながら、フリーカメラマンとして活動する中村靖治さんが撮影した写真およそ100点が展示されています。

会場には、大きなぶりを抱えた笑顔の漁師など、漁業に携わる人たちの生き生きとした表情を捉えた写真や「常磐もの」と呼ばれる地元産のアンコウなどの新鮮な魚の写真などが並べられています。

会場の一角では、近年、漁獲量が増え、新たな特産になりつつある伊勢エビやフグなどが水槽で展示されているほか、福島県の漁業の現状をデータで紹介するパネルも展示され、訪れた家族連れなどが福島県の漁業の現状に理解を深めていました。

企画展「最高だっぺよ!常磐の肴」は10月31日までいわき市のアクアマリンふくしまで開かれています。