ふるさと納税の返礼品にブルーベリーを 三春町で出発式

三春町ではブルーベリーが収穫の最盛期を迎えていて、町のふるさと納税の返礼品として贈る出発式が役場で開かれました。

三春町は、ブルーベリーの県内の主要産地の1つで、かつて盛んに作られていた桑や葉たばこの畑だった土地を活用するなどして9軒の農家が栽培しています。

町はブルーベリーを3年前からふるさと納税の返礼品に加えていて、今シーズンの収穫が本格化してきたことから、26日は、役場で生産者や町の関係者などが出発式を行いました。

式では、26日朝摘みたてのブルーベリーが生産者などから運送業者に引き渡されました。

そして、ブルーベリーを積んだトラックが生産者たちに見送られながら全国に向けて出発しました。

組合によりますと、ことしは晴天に恵まれて雨が少なかったため、甘みの強い実に育ったということで、1万2000円を寄付した人にはブルーベリー1キロが贈られるということです。

生産者組合の三春ブルーベリー倶楽部の門馬静子会長は「甘酸っぱくてとってもおいしい三春町のブルーベリーを全国の人に味わってほしい」と話していました。