NHK杯全国中学校放送コンテスト 福島県大会

アナウンスや朗読、それにテレビやラジオの番組制作の技術を競う、NHK杯全国中学校放送コンテストの福島県大会が、25日、郡山市で開かれました。

このコンテストはNHKなどが毎年開いていて、ことしは、アナウンス部門と朗読部門に9校の26人、テレビ番組部門とラジオ番組部門に2校の3チームが出場しました。

このうちアナウンス部門は、学校生活で感じていることや校内の出来事などをテーマに、放送用に生徒自身が400字でまとめた原稿を1人ずつ発表します。

生徒たちは緊張した面持ちで、テンポや正しいアクセントに注意しながら原稿を読み上げ、練習の成果を披露していました。

また、朗読部門では、指定された作品から自分で選んだ部分を2分以内で朗読し、情感豊かに表現していました。

審査の結果、アナウンス部門では南相馬市立原町第一中学校2年の小野紗苗さんが金賞に選ばれました。

また、朗読部門では、原田マハさんの「生きるぼくら」を朗読した郡山市立郡山第二中学校3年の渡邊太智さんが金賞に選ばれました。

テレビ番組部門とラジオ番組部門では、いずれもいわき市立中央台南中学校の放送委員会の作品が金賞に選ばれました。

入賞した生徒や作品は、それぞれの部門の福島県代表として8月に東京で行われる全国大会に出場します。