幼稚園児が旬のサクランボ狩り楽しむ 福島市飯坂町

福島市郊外の果樹園では地元の幼稚園の園児が旬を迎えたサクランボの収穫を楽しみました。

福島市飯坂町にある観光果樹園「あづま果樹園」では、今月8日からサクランボを収穫してその場で味わえる「サクランボ狩り」の営業が始まり、17日は市内の桜の聖母学院幼稚園の年長組の園児20人が訪れました。

この時期は「佐藤錦」と「紅さやか」のサクランボ狩りが楽しめるということで、子どもたちは畑の中を歩き回りながら色づきのよい実を選んで手を伸ばし、次々に摘み取っては口に運んで「甘い」とか「おいしい」などと声を上げていました。

果樹園によりますと、ことしは全体的に粒が小さいものの、みずみずしさや甘さはよいということです。

あづま果樹園の従業員、半澤一希さんは「おいしそうに食べる姿を見るのが作り手のやりがいです。しっかりとした甘みを楽しんでほしい」と話していました。

この果樹園のサクランボ狩りは今月下旬頃で終わりますが、その後もモモ、ナシ、ブドウ、リンゴと、11月下旬頃まで季節ごとの果物狩りを楽しめます。