鮫川村 移住者獲得へ村外に住む人たちと住民の交流サイト開設

村に移住する人の獲得につなげようと、鮫川村は村外に住む人たちと地元の住民が村の風物の画像をインターネット上で投稿し合うことを目指す交流サイトを開設しました。

鮫川村のウェブサイト「さめがわむらぶ」は、村外に住む人たちと村の住民がインターネット上で交流することを目指して今月3日に開設されました。

村での活動を「写真部」「大豆部」「アウトドア部」と3つの部活動に見立てていて、このうち「写真部」には村の食堂のカツ丼の画像が投稿されるなど、村民や村外から訪れた人がSNSを利用する感覚で村の名物や魅力を共有しあうことを目指しています。

投稿するには、村の公式LINEを通して登録し会員になる必要があります。

鮫川村の人口は、1960年代の8200人余りをピークに減少傾向が続き、今月1日時点ではおよそ2900人にまで減って税収の減少による行政サービスの限界化などが懸念されています。

村はサイトを通して移住する人の獲得につなげたいとしていて、宗田雅之村長は「地元の人と村外の人が一緒に村の魅力を発信して交流を深めてもらい関係人口を増やしたい」と話していました。