悪質客引きや違法風俗店を監視 郡山駅前で警察がパトロール

JR郡山駅周辺の繁華街で、悪質な客引きや違法な営業を行う風俗店などが問題となっていることを受け、警察は、1日夜、大規模なパトロールを行いました。

この大規模パトロールは、郡山駅西口の繁華街で、市が条例で禁止する悪質な客引きや、許可を得ていない違法風俗店の営業などが問題となっていることから、この地区を管轄する郡山警察署などが行いました。

1日夜は取り締まりなどを行うため新たに作られた警察官およそ200人からなる「駅前総合対策部隊」の出動式が警察署で行われ、馬場孝二署長が「一丸となって対策にあたるように」と訓示しました。

このあと警察幹部や隊員の警察官たちが、駅周辺の繁華街でパトロールを行って、違法な行為が行われていないか目を光らせていました。

このエリアでは、警察が指導や摘発などを行っているものの違法行為があとを絶たないため、警察は、今回発足させた部隊によるパトロールを継続的に行うことにしています。

郡山警察署の馬場署長は「駅前の繁華街で怖くて通れないという通報や悪質な客引きがなくなるまで対策を続けたい」と話しています。

郡山駅周辺では、違法な客引きの疑いでことしすでに4件検挙しているほか、先月には違法に風俗店を営業した疑いで経営者らを逮捕しています。