災害救助犬の出動要請 福島県が県内のNPO法人と新たに協定

災害時に行方不明者の捜索などを行う「災害救助犬」が速やかに出動できるよう、必要な手続きなどを明文化した協定を福島県と県内のNPO法人が結びました。

23日、県庁で行われた締結式には、災害救助犬による捜索活動をボランティアで行っている県内の27人でつくるNPO法人「サーチドッグふくしま」の西坂直樹理事長が、認定救助犬のラブラドール・レトリーバー「吾妻」と出席し、県危機管理部の鈴木竜次部長とともに協定を結びました。

協定では、緊急時に、文書より先に口頭で県が出動を要請できることを盛り込んだほか、出動させる際に、NPO法人側に必要な手続きや出動にかかる費用を県が負担することなどを明文化しています。

福島県は、災害救助犬の2つの全国組織とすでに協定を結んでいますが、県内の団体と結ぶのは初めてで、今後は、災害が起きた際に速やかに行方不明者の捜索活動ができるということです。

県危機管理部の鈴木部長は「平時から連携体制を構築して災害に強い県づくりを推進してまいりますので、ご協力をお願いします」と述べました。

締結式のあと、「サーチドッグふくしま」の西坂理事長は「福島県の災害救助犬は山間部での捜索に強い犬がそろっているのが特徴です。地元に密着した捜索活動ができると期待している」と話していました。