65歳以上の介護保険料 福島県は全国で14番目に高い

65歳以上の高齢者が支払う介護保険料が、先月、全国で改定され、福島県は、都道府県別で14番目に高くなったことが、厚生労働省のまとめでわかりました。

65歳以上の人が支払う介護保険料は、全国の市町村が、それぞれの地域で見込まれる介護費用から算出し、3年ごとに見直していて、先月改定されました。

厚生労働省によりますと、全国の平均は月額6225円で、前回改定の3年前から211円、率にして3.5%上がり、福島県の平均は月額6340円で、前回より232円、率にして3.8%引き上げられ、都道府県別で14番目に高くなりました。

市町村別で最も金額が高いのは、三島町で7700円、次いで、双葉町が7633円、湯川村が7500円などとなっています。

また、保険料を引き上げたのは26市町村で、引き上げ率が最も大きかったのは鮫川村で24.6%でした。

鮫川村の担当者は「前回の改定で必要な保険料を増額できなかったことなどが影響した。適切な介護サービスの運営に必要な引き上げだ」と話しています。

一方、保険料を引き下げたのは12市町村で、引き下げ率が最も大きかったのは川内村の20.3%で、6900円から5500円に下がりました。

川内村の担当者は「原発事故に伴う減免措置が昨年度終了したことに伴う負担増の緩和のため、村の基金を充当した」と話しています。

急速な高齢化で介護が必要な人が増える中、県内の介護保険料は改定の度に上がり続けていて、県高齢福祉課は「研修を通じて介護保険料の適正な設定を市町村に促すとともに、県民の健康寿命の延伸に取り組んでいきたい」としています。