宿場町の景観が人気の観光名所 大内宿 大勢の観光客が訪れる

江戸時代の宿場町の景観を保存している人気の観光名所、福島県下郷町の大内宿では、大勢の観光客が訪れています。

江戸時代に宿場町として栄えた福島県下郷町の大内宿は、伝統的なかやぶき屋根の住宅などが通りに連なる昔ながらの景観を守っていて、国の重要伝統的建造物群保存地区に認定されています。

2日は、大型連休のはざまの平日ながら、晴天に恵まれて、県内外から大勢の観光客が訪れて、歴史を感じる景観の中を散策したり、写真に収めたりしていました。

町によりますと昨年度、大内宿を訪れた人は、89万5000人余りで、コロナ禍前の令和元年度をおよそ2万4000人上回ったということです。

観光客の数は、ことしに入ってからも外国人を含めて前の年を上回るなど好調で、関係者はこの大型連休の期間も去年以上の多くの人出を期待しています。

神奈川県から家族で訪れた男性は「景色を高台から見たり子どもたちがラムネを飲んだりと、タイムスリップしたようですごく良かったです。このあと福島県内のコテージに泊まります」と話していました。